日本のフリマアプリ市場で主力プレイヤーであるメルカリ、Yahoo!フリマ、ラクマ。
これらのサービスの中で、一番利用者数が多いのはどれでしょうか？
今回はメルカリ、Yahoo!フリマ、ラクマの利用者数を比較してみます。
特にメルカリは、LINEヤフー株式会社が運営するYahoo!オークションやYahoo!フリマと比べても利用者数が多いことがわかります。
ラクマも独自の特徴がありますが、今回の分析ではメルカリとYahoo!のデータに焦点を当てます。
フリマアプリは節約や副収入を求める多くの人々に注目されており、最新の市場データに基づいて、各サービスのユーザー層やアクセス方法の違いを詳しく見ていきます。
以下に各サービスの特徴を紹介します：
メルカリ：操作が簡単で初心者にも使いやすいため、多くの層から支持を受けています。
Yahoo!オークション：長い間提供されているオークションサービスで、フリマ形式での出品も可能です。
Yahoo!フリマ：最近になって「Yahoo!フリマ」としてリブランドされ、新たなユーザー層を獲得しています。
メルカリがユーザー数でトップ、Yahoo!オークションの頻繁なアクセスが目立つ
まず、フリマアプリとオークションサービスの最新のユーザー数を見てみました。
2024年2月のデータによると、メルカリは月間3,930万人のユーザーがおり、これにYahoo!オークションの2,210万人、Yahoo!フリマの1,660万人が続いています。
メルカリの広範な認知度がその成功の理由の一つとされています。
次に、各サービスがどれくらいの頻度で訪れられているかを確認しました。
Yahoo!オークションは他のサービスと比較して約2倍の頻度で訪問されており、月に平均10回の訪問があります。
これは、オークション形式のため、ユーザーが入札状況や価格を頻繁にチェックする必要があるからです。
ページビュー数についても、「Yahoo!オークション」が他サービスと比べて突出しており、2024年2月には108.8PVを記録しました。
これに対し、「メルカリ」は25.1PV、「Yahoo!フリマ」は9.3PVです。
ユーザー層に関しては、「メルカリ」が20代から30代の若者に人気がありますが、「Yahoo!オークション」と「Yahoo!フリマ」は40代以上の中高年層からの支持が強いです。
また、「メルカリ」は未婚者の比率が他のサービスに比べて高いですが、全体的には既婚者が多数を占めています。
最後に、集客方法に着目すると、「メルカリ」は自然検索やリスティング広告を通じて多くのユーザーを引きつけています。
一方で、「Yahoo!オークション」と「Yahoo!フリマ」は外部サイトやメールマーケティングからの訪問が多く、特に「Yahoo!フリマ」はディスプレイ広告を多用しています。
ラクマの進化と特徴について
ラクマのユーザーインターフェースは、メルカリと似ており、初期はメルカリのデザインを思わせるほどでした。
フリルとの統合を経て何度かのアップデートを重ね、現在では使いやすいデザインになっています。
特に、投稿可能な画像の枚数が最大10枚まで増え、ゆうパケットポストやラクマパックを含む多様な配送オプションが用意され、より柔軟な送料設定が可能になりました。
しかし、メルカリとは異なり、細部にわたる操作感に違いがあります。
ラクマでの発送において、郵便局系の配送方法が特にコストパフォーマンスに優れています。
ゆうパケットポストを頻繁は、その効率の良さを感じられます。
ただし、購入後の発送方法を変更するのはメルカリと比べて難しいため、出品時には「未定」で設定し、売れた後でも柔軟に対応できるようにするとよいです。
これは出品者にとって大変便利です。
また、小型宅急便以上のサイズの発送も可能で、以前よりも利用条件が緩和されています。
全体として、日本郵便を使用することでヤマト運輸よりも安い送料で送ることが可能です。
ラクマに搭載されている「購入申請機能」は、複数のフリマアプリに同一の商品を出品している際に重宝します。
この機能により、一方で商品が売れた際にもう一方の出品を即座に取り下げることが可能で、在庫管理の手間を省くことができます。
これは特に在庫管理に不安がある方におすすめです。
ラクマを利用するためには、2022年6月以降、楽天IDが必要となります。
楽天ユーザーでない方は新たにIDを作成する必要があります。
また、プロモーションのほとんどは楽天ポイントで還元されるため、この点も把握しておくと良いでしょう。
まとめ
最新のデータからは、メルカリがユーザー数でトップを維持しており、多くの人に利用されています。
一方、「Yahoo!オークション」は訪問頻度やページビューが多く、アクティブなユーザーが多いことが確認されています。
ラクマは、特に楽天ユーザーにとって魅力的な選択肢です。
自分に合ったフリマアプリを選んで、ぜひ活用してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！
